1週間でなんと2回も、50元の偽札に当ってしまいました。 それも2回ともタクシーのお釣りで。

偽札


上海のタクシーは台数が多く、初乗りが10元(約140円)と、便利でお得です。 多くの日本人駐在員の人達は、毎日の通勤手段に使うほど。 運転席には、鉄のフレームが取り付けられて、お客さんと運転手さん双方の安全が図られているので、上海のタクシーは基本的には安全です。 偽札でお釣りをくれる以外は。


また、サービス向上のため、運転手さんの写真の側には、ホテルの様に☆のランクングが付けられています。 最高は4星まであるそうですが、私は今まで3星の運転手さんにしか、お目にかかったことが無いです。 それも今まで2回だけ。 その3星運転手さん曰く、3~4星の運転手さんは上海市内わずか50人ほどだそうです。


こっちの上海の人は、「出来る限り大手のタクシー会社を利用した方がいいよ。」と勧めるほど、会社によって車両の清潔感と、運転手さんのサービスも違います。 特にお勧めなのが、緑色のフォルクスワーゲン車体が目印の『大衆出租汽車』。 最初は、あまり気にしなかったのですが、偽札をくれたタクシー2台とも、まったく知らない小さな会社だったことを考えると、やはり大手のタクシーの方が安心です。


『大衆出租汽車』が提供している、ベンツタクシーというのもあり、普通に街中で乗った場合は、通常のお値段で乗れるセレブタクシーもあります。 『大衆出租汽車』なので、このベンツの車体も、緑色です(笑) 浦東国際飛行場まで、上海市内どこからでも往復350元というサービスもあります。 海外からのお客さんをびっくりさせたい場合にお勧めです。 ちなみに、前回タイから親友のリサが来た時に、利用しました。


基本的に上海で、わざと遠回りや乗車拒否には会ったことないのですが、リニアモーターカーの玄関口である龍陽駅で乗客待ちをしていたタクシーには、私の家が近かったために乗車拒否に会ってしまいました。 当然ながら全てのタクシーは見たことの無いタクシー会社でした。 


アメリカ人の友人が龍陽駅で乗ったタクシーになんと360元払わされたと言っていたので、そこでタクシーに乗るのは個人的にはお勧めしません。 きっとそこで客待ちをしているタクシーは観光客をターゲットにしてそうなので。 リニアモーター乗りたい方は、出来るだけ飛行場に行く時にだけリニアを利用された方がベターです。


偽札に話を戻しますが、基本的に素人ではまったく本物と区別がつかないのが正直なところです。 個人的な対応策としては、下記の3つの対応策。

  対応策1: 『大衆出租汽車』などの大手のタクシーを利用

  対応策2: お釣りを、金額が少ない20元札、10元札でもらう

  対応策3: 交通カードを使用する (以前ブログで紹介


とりあえず手元にあるこの50元札2枚。 偽札と判っていながら使うのは犯罪なので、友達とのおしゃべりのお肴として活躍してくれそうです。 みなさま中国にいらしたらお気をつけくだされ!!