上海に来て早3ヶ月。


毎日カルチャーショックだった日々も、段々慣れてきて、最近ではちょっとのことでは驚かなくなりました。

しかし、そんな私でも「そんなのアリですか??」とびっくりすることが、久々に起きました。


事の始まりは、夕方にゆっくりお風呂につかろうと、バスタブにいくと、パラパラと石ころが転がっているのです。 はて~?何処から出現したのだろうかと、探してみると、どうやら天井のパネルの隙間からの様子。


上の住人が、内装工事をしているのを知っていたので、何かの衝撃で天井裏から落ちてきたんだろう、と勝手に納得し、汚れたバスタブを掃除してから、ゆっくりとお湯に浸かったのでした。


その夜、お手洗いに行こうとまっくらなバスルームに行くと、上から明かりが漏れているではないですか!! よくよくさっき石ころが落ちてきた天井のパネルの隙間を除くと、なんと直径40センチぐらいの穴ができているでるのです。 挙句の果てに、上の住人が誰かと話している姿が影で見える始末。


次の朝、すぐに管理人に電話をして確認してもらったところ、昨日の午後、上の住人がバスタブを交換するために、古いバスタブを外した所、床に穴を開けてしまったらしいのです。 それで、石ころやら、水滴が落ちていたらしいです。のん気な管理人さんは、「大丈夫。 さっき板を敷いたから、もう何も落ちてこないよ。」と言って、どこかに行く始末。


人の天井裏をぶち抜いても、一言も連絡もなく、その修理方法が、板を敷くだけですかぁ~!!

ド素人の私でも、コンクリートが壊れているのに、板で済むハズはないじゃない事ぐらいわかりますよぉ。

もう、あまりにも価値観の違いに私はぼ~ぜん。


結局は、私がクレームを言っても、成果を出す自信がないので、オーナーに連絡をして、直接上の住人と交渉してもらうことにしました。


とりあえず、私がお風呂に入っているときに、手抜き工事が原因で、上のバスタブが水や人の重みで落ちてこないことを祈るばかりです。


それにしても、バスタブに浸かっていた姿を、おそらく工事のおじさんに見られていたのは確か。

あ~、悔しいよう!!