日曜日にHSKを受けてきました。


HSKとは、いわゆるTOEFLやTOEICのようなもので、中国語を母国語としない人の中国語能力を測る試験です。 TOEFLやTOEICと違って、結果は点数ではなく、級になります。 また面白いことに、テストは1)初級・中級、2)高級の2種類あり、受ける人が、自分で選べます。


上海に来てまだ3ヶ月の私ととしては、初級・中級テストを受けてきました。 とりあえず初めてなので、どんなものかな~?とかなり軽い気持ちで、のぞきに行ってきました。


でも復旦大学の試験会場に着くと、空気が張り詰めているではないですか! よくよく回りを見渡すと、みんな若い! 多くの18~19歳の留学生が、どうやら今年9月に大学の本科に入るために、今回の試験に賭けている様子。 


そんな彼らの姿を見て、私も大学に入学するために、必死になってTOEFLを受けた事を思い出しました。う~ん、あれからもう10年近くなるのか・・・(汗) 光陰矢のごとしとはこのことだわ、と試験前に凹んでしまいました(笑) 


今回のHSKの試験では、リスニング部分では言っていることは解るのに、4つの選択肢が読めない・・・(泣)という、TOEFL/TOEICではありえないことが起き、オロオロしてました。 


台湾人と日本人のハーフである私としては、中国語のリスニングとスピーキングが得意。 でも読み書きが弱いのです。 上海に来るまでは、本当に「文盲」に近かったです。よく周りの人に「それだけしゃべれるのに何で学校に行っているの?」と聞かれ、困ることもしばしば。


日本は1~2%以下の文盲率なので、あまり想像がつかないと思うのですが、アメリカだと文盲率がもう少し上なので、説明するとすぐに「喋れるけど読み書きが出来ない」状態を理解してくれます。ちなみかの有名なトム・ク○ーズも文盲だそうですよ。


ヒアリングの能力を判定するのに、リーディング能力があまりにも低くすぎると、ヒアリングの能力をきちんと表現できなくなることを知り、次回の7月のHSKに向けて、真面目にテスト勉強しようと決意したぱんだでした。