リサが上海に来てから、もう4日目。

毎日夜2時まで、ぎゅうぎゅうにスケジュールを詰めて遊んだので、私も彼女もちょっぴりお疲れ気味です。

そのおかげで、おさえの観光スポット以外に、もうひとつのインターナショナルな上海に出会えました。


二人とも何処からみても、アジア人の私たち。 なのに、英語で会話しているのが、珍しいらしく、いろんなところで、話しかけられ、新しい出会いがあったのです。


私のように日本人とチャイニーズのハーフやクォーター、アメリカ育ちの台湾人・香港人・上海人、挙句の果てには、私とリサと同じオレゴン大学卒のアメリカ人まで、出会ってしまいました。


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やはり世界で経済や文化をリードしている人達の共通語はなんだかんだいっても英語。 その人達と出会って、改めて世界トップレベルの人材や、Moneyが、上海に集中していることを、実感し、上海に来て3ヶ月、初めてインターナショナルな部分を垣間見た感じでした。


日本語を話す私。 北京語を話す私。 英語を話す私。 どれも、同じ私なのに、英語を話すだけで、一気に出会う人々が増え、変わり、改めて"英語"の大切さを再確認しました。


話す人数だけからすると、世界でNo.1の中国語(北京語)。 5人いたら、1人は話せるはず。 でも、残念ながら、中国語でしか得られない情報は、まだまだ中国の歴史、文化、経済、市場の動向だけ。


アメリカやイギリスに限らず、世界の重要な情報は、英語に集約されている事実。 極端に言えば、英語に翻訳されていない情報は、それほど重要ではないと、言い切ってもいいくらいかもしれない。


日本人でも、中国人でも、アメリカ人でもない私。 アイデンティティーが、一言で言えない辛さに、自分のバックグラウンドが嫌になったことも。 でも、上海に来て、自分のバックグラウンドのおかげで、様々恩恵を受けられた私。 いかに自分が恵まれているか、実感できました。


「教育が、一番大切な投資。 幸せへの近道のはしご。」と口癖だった母親。 日本の大学の何倍のコストをかけても、アメリカの大学に行かせてくれた事に、心から感謝。


少しは、グローバル化したパンダに近づいたかしら?