連日の反日デモのニュースで、母から下記3条の約束をさせられました。
1) 絶対に日本人だと言わない。
2) 公共の場で日本語を話さない。
3) 復旦大学の本科の授業をしばらく休むこと。
(*デモの多くの参加者は大学生だから)
これ以上母に心配をかけるのは申し訳ないので、素直に従うことにしました。
が、しかし この約束を守るのが思った以上に大変だということを今日思い知らされました。
大学の構内にある池で、クラスメートのRちゃんと今後の仕事の話など、柳の下でのんびりしていたら、
6人くらいのグループに、「君たちは、日本人? それとも韓国人?」 と聞かれたのです。
もちろん反日デモのこともあったので、「韓国人」と答えました。
聞いてきた中国人は、なんと残りのグループの人に 「彼女たちも君達と同じ韓国人だって。よかったね。」というじゃありませんか。 が~ん。 もしかして、人生最大のピンチ!?
そのうちの人が「アニョハセヨ」と言うので、白々しく「アニョハセヨ」と答えるしかありませんでした。
そうしたら一行は、去って行こうとしたので、内心ホッとしたその瞬間!! 一人の韓国人の男の子が戻ってきてしまったのです。 そしてベラベラっと韓国語で話しかけてくるじゃありせんか。
ひゃ~、どうしよう。 さっきあれだけはっきりと韓国人って言ったのに、どうやって切り抜けよう・・・
本当に人生最大の大ピンチ到来!!!
とりあえず日本人ってことがバレなきゃいいのだからと思い、それこそ白々しく 「ごめんなさい。 私台湾人だから、韓国語わからないの。」と言い切り、 ぷいっとそっぽを向くしかありませんでした。
今思うと、本当にごめんなさい。 きっと感じ悪かったよね。 心から反省しています。 でもでも、このご時世、あの場で「日本人」だって言いたくない私たちの心情もわかってください。
この痛い経験を活かし、Rちゃんと今後の対策と傾向を考えました。
まず、私は台湾訛りの中国語を活かし、台湾人ってことに。
Rちゃんは、持ち前の外国人と間違えられる美貌を活かし、アメリカ人とのハーフでどうかしらと、現在悩み中です。
おかしな話ですが、結構私たちこれでも真面目に自己防衛策を練っているので、あまり笑わないでくださいね。